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バレエ選手の股関節の問題

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バレエ選手の柔軟性

バレエ選手の柔軟性

2021/12/28

 バレエ選手の柔軟性で最も重要な要素は、「遺伝」です。これは誰にでも当てはまりますが、遺伝的要素が一番重要というと冷たく感じるでしょうか?もう一つ重要な要素があります。それは普段の使い方になります。それならストレッチをしているから大丈夫と思われる方も少なくないと思います。しかしながら、ストレッチが有効なのは、遺伝的に恵まれている人に限られます。逆にそうでない人は悪化することさえあります。ストレッチを加えると筋繊維が2〜3ミクロンの単位で切れているのが確認されています。そのため、周りの筋肉は切れないように硬く収縮してスパズムという状態を作ります。これは防御規制の一つです。ストレッチ信仰者にはこのスパズムを悪者としてさらにストレッチを加えます。筋肉の特性で一定の力、一定の時間で伸張すると緩むという反応があります。この状態が危険です。正常の筋肉の緊張より下がっている状態で防御収縮ができません。30分以内には元に戻りますが、これを繰り返すとどんどん硬くなって行きます。

 ストレッチの効果と呼んでいるのは30分以内に戻る反応でほとんどは5分以内に消えることさえ多々見られます。これは生理学的反応といって、鳥肌が立って消えることと同類に当たります。ですから医学的価値は何もありません。血行自体もストレッチをしている最中は下がり、終わったときには復旧として増加するだけです。では硬い人は諦めるしかないのかというと、そういう訳ではありません。ではどうすればいいか?次の2点をおさえましょう。①持続的に伸ばし続けない、②血流を止めないになります。

 ストレッチでは7秒から30分ですが、3秒以内で血流を止めないようにします。力も『ピンと張る』程度で良いです。タウトという状態で衣服などで例えるとシワがなくなるまでで、一見物足りなく感じると思います。しかしながら、ストレッチのなし得なかった目的である可動域と筋出力の向上が獲得できます。体温が上がれば限界値も変わるので、またそれに合わせたタウトまでもっていく形となります。他にもポイントはありますが、まずは上記2点を進めていきましょう。

 当オフィスでは、関節包・関節靭帯に対するタウトニング、皮膚に対するタウトニング、筋肉に対するタウトニングを各人の状態に合わせて施術していきます。たとえ股関節の問題であったとしても、腰椎椎間関節の機能老化(引っ掛かり)が原因であることが多いため、まずは関連症候の原因となる関節から調整していきます。また、ダンス中のパフォーマンス低下の原因やケガのリスクを回避する方法なども指導させていただいています。お悩みやハイパフォーマンスを出したいという方はご相談くださいませ。

 

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代表 堀川浩之

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