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しゃがみ姿勢時の膝の痛み

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しゃがみ姿勢時の膝の痛み

しゃがみ姿勢時の膝の痛み

2022/01/06

膝ルートからに脱線

膝屈曲90度で下腿が外旋している場合、ルートの脱線を意味する

2ヶ月前より膝に痛みがあり、しゃがみ姿勢、蹲踞ができない状態で来られた50代後半の男性。両膝の前面に痛みと張りという症候があり、検査時には、膝蓋大腿関節に音が鳴っていました。SLRテストで運動機能は70〜80代で大腿部のスパズムも多数確認されました。

 膝の関節といっても3つ連結部があります。1)脛骨大腿関節、2)膝蓋大腿関節、3)近位脛腓関節の3つになります。1)が屈曲、伸展という運動が可能ないわゆる膝関節です。2)はお皿と言われている種子骨である膝蓋骨と大腿骨との関節です。3)は下腿にある2本の骨同士の関節です。膝の運動には大きく関与していません。また1)の関節ですが外側と内側と関節面が2つあり、動き方が異なるため、アプローチも考慮して行わなければなりません。とくに特記すべきは、90度以上曲がったときには、膝内側の動きが主になります。ですから、内側の滑りの再獲得がもっとも重要な要素になります。この通り路であるルートから脱線してしまいますと、曲がらない、力が入らない、それらの不調を知らせるために痛みが出現します。

 しかし膝の痛みは、遠く離れた関節の引っ掛かり(滑膜関節機能障害)で起きることが多々あります。もっとも好発する関節は、腰仙関節という腰の関節で、距踵関節という踵の関節も膝に影響を与えます。これらに問題がなくなった場合、膝屈曲90度位での下腿の外旋が内旋位に変われば、それらの関節が原因だったということになります。逆に残存した場合は、脛骨大腿関節そのものが原因で、ルートの脱線を改良させる必要があります。

当オフィスの施術では、腰仙関節、第2/3腰椎椎間関節、距踵関節、脛骨大腿関節、膝蓋大腿関節の調整をし、皮膚の調整や関節神経の調整を行います。

お悩みでしたら、ご相談下さいませ。

 

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代表 堀川浩之

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