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【在宅ワークにおける腰痛改善法】

【在宅ワークにおける腰痛改善法】

2020/05/13

先月は在宅ワークにおける腰痛予防法を紹介させていただきました。

その原因として最も多いのが、関節機能老化という関節の引っ掛かりだったり油が上手く回らなくなった状態です。

ですから、病院での所見にも写りません。

では、どうやって判断するかといいますと、

筋肉の張りです。

立っているときや座っているときには筋肉の緊張は高くなるので

硬く感じて分かりにくいですが、

うつ伏せに寝たときに触って硬いと

正常ではないかもしれません。

触り方は背骨の出っ張り(棘突起)の横に左右、

指2本分の太さで頭から骨盤まで筋肉が走っていますので、

垂直に切るように圧すると分かりよいです。

そのときに、正常では痛みが出ない程度の圧し方でも

痛みが出るとそこは異常な状態になっています。

それでも、容易ではないと思いますし、自分では確認は難しいと思います。

 


自分で確認する方法は?


ご自身でも確認できる方法があります。

それは何かといいますと、動きです。

前屈したときに指先が床に着くかどうか、またはその距離、

手を添えずに沿ったとき動き、

横に折れたとき動いた範囲、

身体を捻ったときの左右差はどうかをみます。

それに加えて、それぞれの運動に合わせて痛みが出るかどうかをチェックして下さい。

太ももが張るというときも、ほとんどが腰の機能老化が原因です。

 


悪くなりやすい時間帯が存在する…?!


腰の椎間関節が腰痛の原因でもっとも多いといいましたが、

椎間板の機能が低いときには、椎間関節に負荷が掛かります。

椎間板は椎体と椎体の間に存在し背骨を連結していますが、椎間関節からみると前方に位置します。

椎間板は軟骨様働いて、ショックを吸収する役割などをしています。

この椎間板は、朝は機能していません。

まったくではないですが、

起床後5時間程度で本来の機能を得ます。

ですから、朝は悪くなりやすいです。

椎間関節に負荷が大きくなるためです。

さらに、腰に悪い時間があります。

それは、起床直後です。

長く同じ姿勢をして寝ているわけですから、

関節は休みます。休んでいるときは滑液は軟骨に吸収されています。

ですから、覚醒後すぐ動くと危険です。

実際、朝にぎっくり腰になることは少なくありません。

夜間のトイレも同様です。

 


対処法は?


朝から腰が痛いという方は、デスクワークによる負担がリセットされていないということになります。

良い体操があります。

それは、

仰向けの状態で、ヒザを抱えてみてください。

このときに、腰椎椎間関節が動きます。

この体操によって、次の日に持ち越す可能性が低くなります。

あと、もっとも重要なのは、

一番悪くなりやすい覚醒直後です。

目を開けたあとに、1回でいいのでしてみてください。

痛いところまですると逆効果ですから、痛みが出てしまいましたら、

痛くないところまで軽く動かして体操を終わりにしてください。

膝を立てて、軽くお尻を浮かす体操でもイイです。

必ず痛みのない範囲でしてください。

回数的には朝は1~5回、

夜は1回程度でいいです。

 


デスクワーク中の座り方


座り方は、深く腰を掛ける!これに尽きます。

腰を曲げると負荷が掛かりますし、反り過ぎても逆効果になります。

どっちがいいわけではなくて、自然がイイです。

極端に曲げ過ぎない、反り過ぎないということです。

それを予防するのが、普通の椅子であれば深く腰を掛けて

骨盤を動かないように支柱に当ててください。

特別腰のところに何かを入れる必要もありません。

ソファーや丸椅子ではできませんので、

マメに動かしてください。

(長時間座る場合も)

30分に一回のブレイクが必須になりますので、

痛みの対程度のやる気のないラジオ体操をしてみてください。

 

参考にしてみてください。

当オフィスでは適したタウトニング®リセット体操も指導させていただいています。

お困りでしたら相談くださいませ。

 

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