【膝が笑う…関節機能老化が原因?!】
2019/11/17
膝が笑うのはどうして?膝が震えるメカニズムと対策法
膝が笑うというのは、急激な運動をした後などに膝の震えが止まらなくなることなどです。完全に膝がまっすぐ伸びない人も要注意です。
自分の意志で膝の震えが止まらないというのは、なかなか体験しないことなので驚く方もいると思います。足がつるのと同じように限界にいたったり、栄養面ではミネラル不足で起こることもあります。前者では適負荷の運動をする、後者では塩をなめると改善されることもあります。
激しい運動の後などに膝が笑うメカニズム
膝の上の部分にある太ももは、中間広筋・内側広筋・外側広筋・大腿直筋という4つの筋肉で成り立っています。
これらの筋肉がうまく連携して動くことで、膝を滑らかに動かすことができます。
なかでも内側広筋は膝を伸ばす時に主に働く筋肉で立ち上がる動作や階段を登る動作、坂道を下る際に適度にブレーキをかけた状態で降りる動作などになくてはならない筋肉です(降りる時の方が遠心性収縮という筋肉の使い方になって負荷が大きいです)。
ところが、運動不足によって内側広筋の働きが衰えるとこれらの動作がうまくできなくなる場合があります。
現代は自宅や職場などで椅子に座ることが多いので、床に座った状態から立ち上がるという動作をする機会が減少しています。
また、エレベーターに乗ることで階段の上り下りをする機会も減っていることも運動不足になる要因の一つです。
このように内側広筋を使う機会が減ると筋肉の機能が低下します。
日常のなかで内側広筋を使っていない状態で、いきなり坂道を長時間下るなどの動作を続けると、内側広筋が膝を支えきれずに負担がかかり、膝が笑うのです。
膝が笑う時の対策法とは
膝が笑うのは機能年齢が進んでいる証拠です。
内側広筋が衰えていることが原因で膝が笑うような場合には、毎日のなかで適度に内側広筋を動かして筋肉の働きを高めることが大切になります。
しかし、膝の部分に問題がある場合に無理は禁物です。
・まずは、関節の引っ掛かりを改良させる。
関節機能年齢を若返らせる必要があります。自分でするには難しい面もありますが、腰の関節と加えて膝、踵の関節を調整すると機能は回復して、力の入りやすい筋肉の状態に戻ります。タウトニングでの調整をまず試みてから、他の運動に進めるといいと思います。
・空いた時間などに軽く屈伸運動をする
内側広筋を鍛えるには、立ち上がる動作を増やすことが大切です。
膝に痛みがなく激しい運動の後に膝が笑うような場合には空いた時間などに軽く屈伸運動をして、適度に内側広筋を使う習慣を持つと良いでしょう。神経と筋肉の伝達が上手くいくようになります。
やり過ぎは禁物なので、軽く運動することがポイントです。
・日常のなかで無理のない程度にウォーキングや階段の上り下りをする
職場や住居にエレベーターがついている場合には、あえて階段の上り下りをするようにして内側広筋を使う機会を増やすと良いでしょう
この時、無理のない程度に階段を使用して膝に負担をかけないようにすることが大切です。つま先と膝のお皿が同じ方向に向いているようにしてください。
慣れるまでは少しずつ階段の上り下りをするようにしましょう。
毎日のなかで無理のない程度に筋肉を使うように心がけて、膝の負担を減らすようにしましょう。
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