ボディコンディショニングスペースHOT

産後の足の痛み

お問い合わせはこちら ご予約はこちら

産後の足の痛み

産後の足の痛み

2023/02/03

出産時に開く骨盤の関節

出産時には靭帯が緩み仙腸関節が開く

 初産で想像していた以上の痛みを乗り越えて無事出産された女性会員さん。産後の骨盤矯正という言葉は耳にすることがありますが、力任せに行う施術は極めて危険で逆効果になりかねません。気になっている場合はどうすればいいかですが、骨盤の歪みが必ずしも起こるわけではありません。骨盤の高さが左右異なる場合、多くは骨盤稜上部に付着している腰方形筋が筋スパズムを起こし、上方に骨盤を引き上げています。一方が上がれば、もう一方が下がります。ですから、仙腸関節のズレによって骨盤の歪みが起きていることの方が少ないです。仙腸関節の機能老化(引っ掛かり)があれば、大殿筋に筋スパズムが出現します。ビーナスのエクボ周囲を押さえて痛みが出る場合はそれが疑われます。しかしながら、ミリ単位の引っ掛かりのため、大きく歪むほどではありません。

 骨盤の傾きを改良させる場合は、第12肋椎関節を調整すると即座に結果が出ます。左右の骨盤の高さが揃います。今回は、前屈時の腰の痛みと大腿内転筋起始部が起き上がり動作時に痛みが出ていました。前屈み動作で痛みは腰仙関節由来が多く、内転筋の痛み、張りは第1、2腰椎椎間関節の引っ掛かりを取れればすぐさま正常化します。ですから、痛みのある部位、組織(器官)が必ずしも悪いとは限りません。

 予防的には、まめにリセット体操を行なったり、股関節を考慮した立ち方をすれば負荷を軽減できます。赤ちゃんを抱っこする前、最中、後など1秒でも体操ができると良い状態が保つことが可能となります。背骨や肋骨を動かすといいです。子育て頑張ってほしいですね。

 

広島市中区大手町一丁目1ー26大手町一番ビル606号室

代表 堀川浩之

#こっち側の店

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。