【寒いとギックリ腰になりやすい?!】
2022/01/10
寒さでギックリ腰
寒冷化での関節にかかる理由
「寒いとギックリ腰になりやすいって本当ですか?」と30代女性。一昨日重たいものを持ったとのことで、昨日の朝から腰が痛くなり、立ち上がって背中を伸ばすまで痛くて時間がかかるとのことでした。コレがギックリ腰?と思いながら、湿布を貼ったものの仕事をすると徐々に痛みは増幅し、どうすれば良いものかと思われて当オフィスに来られました。
寒冷下であれば、熱を逃さないように筋肉を収縮させ、関節の循環も起こらなくなります。その状態であれば、油である滑液が関節面に十分ないので、引っ掛かりを作りやすくなります。そこに炎症をともなうとギックリ腰といっていいでしょう。腰の骨に触れて痛みが出る場合は、炎症が強いため、3日程度安静にするといいと思います。このようなときに病院で腰椎牽引やストレッチなどすると長引きます。薦めてくる医師や理学療法士は不勉強です。牽引はアメリカではもう教育カリキュラムにはありません。ストレッチに関して言えば、2002、2004年にアメリカ疾病管理予防センター(CDC)が有効性はないと発表しています。
私自身、2001年からストレッチの有効性について疑問を持ち、研究をしてきました。結果は効果があるどころか悪化させるリスクがあることが分かりました。興味深い研究は安静した群は平均3週間で完治したのに関して、病院に行った群は完治まで3ヶ月要したというものがあります。このように否定論文は少なくありません。適度に運動することが重要であり、その適量がタウトニングになります。
腰痛がある場合に行うタウトニングアプローチは、第12肋椎間節、腰椎椎間関節を調整し、腰部の皮膚を調整します。改良されたかどうかの判断は、運動機能検査で行い、痛みの有無では行いません。側屈時に痛みが残っていましたが、動かす速度を変えた施術で微調整をすると可動域も痛みも問題なくなりました。
痛みが気になる場合は氷での麻酔作用を狙ったり、マインドコントロールや神経興奮物質が出る施術を受けるといいかもしれません。痛みを追いかけることは医学的にオススメは致しませんが。よかったら参考にしてみてください。
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ボディコンディショニングスペースHOT
代表 堀川浩之
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